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・サラリーの語源となった塩のお話
漬物には無くてはならない塩ですが、こんな言葉も生んでいました。
古くから塩は食生活に欠かせない貴重な存在でした。
ローマ時代に兵士達に給料として塩代金を支払っていました。
この事からラテン語の塩を意味するsalからサラリーの言葉が生まれたといわれています。
・漬物誕生のお話
名古屋市の郊外にある萱津神社に残る伝説によると、むかし萱津神社を祀る付近の村人達は、豊な自然の恵みに感謝して、大地から採れる野の初物と海から採れる藻塩を初穂としてお供えしていました。
しかし、せっかくの供物もそのままにしておくと、腐ってしまいます。それを嘆いたある村人が、カメに入れて供物を供えてみました。すると野菜と塩が作用して、ほどよい塩漬になったのです。
村人達は時が経っても変わらないこの不思議な食物を神様からの贈り物として尊び、諸病の免除、万病快癒の護符として、また保存食として蓄えるようになりました。
このようにして漬物が誕生し、やがて我々の食卓の上にのぼるようになったのです。
萱津神社では、この故事に従って、毎年8月21日を「香の物祭」として祝っています。
また漬物業界では毎月21日を「漬物の日」と定めています。
全日本漬物協同組合連合会 会報誌より抜粋
・食物繊維が豊富に含まれている漬物
漬物には生野菜の時よりも多くの食物繊維が含まれています。これは製造の途中で水を抜く事により生野菜よりも繊維分が増加し少量でも多くの食物繊維がとれるというメリットもあります。
また、コレステロールを下げ、糖尿病の予防にも役立ちます。コレステロールは生活習慣病の為、日頃からのケアが大切になります
全日本漬物協同組合連合会 会報誌より抜粋
・これは何だか判りますか?
この左側の物って何だかお判りになりますか?
実は、これ野沢菜の根の部分なんです。
こんな大きな株になっているんです。私達の
拳より大きいかもしれません。
野沢温泉では、この部分を塩漬けにして食べる
そうです。他に煮物にも出来る様です。
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