洗い終わった野沢菜を樽の中に並べ、一列毎に塩を振り、また並べて塩を振る作業の繰り返しです。塩の量は昔から、「三束一升」といわれています。塩振りは経験と勘が物をいいます。オーソドックスな塩味の他に、味噌、醤油、ニンニク、唐辛子、煮干、柿など家庭により様々です。漬込みが終わったら、強めに重石を載せます。最初の一晩でお菜が隠れる位に水を上げるのがコツです。その為に、予め樽の中に水を少し入れておくと上手く行きます。嵩が減り、水が上がったら塩の量を確認します。その後、重石を軽くします。後は、美味しく漬かるのを待ちましょう。
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